認可保育園入園が決まった私たちの保活を振り返って

さて、前回の記事で認可保育園全滅だったことを書きましたが、その後の状況をここでは時系列で書いていきたいと思います。
(以下で書かれている内容は、2017年2月時点の情報です)

簡単に前回の記事のおさらいですが、2月2日に認可保育園の不承諾通知が届いた後、まずはその時点でできる以下のことをやりました。

1、区役所への問い合わせ

2、認可保育園の二次募集申込

3、認可外保育園の選考を進める

そして、次に、保育園に入るために区外への引越しを夫婦で本気で考え始めました。

区外への引越しを考えた

2016年版の待機児童数がほかの区より比較的少ない、港区・千代田区・新宿区・文京区(待機児童数は、言葉の定義が各自治体で異なりますし入園倍率にもよるので、あくまで参考として、です)の保育園情報を、区の公式HPから取得。

▼最新の東京23区の待機児童数比較図はこちら

https://23kids.tokyo/23hikaku-hoikuen.html

出力した保育園の入園案内を読みながら、夫とあーでもないこーでもないと話し合いました。

私たちの感触としては港区がいいねと。

港区がいいと思った理由は以下です。

1、既に認可外保育園に預けていることによる調整指数がない(H29.5より撤廃)

2、第2子以降の保育料が無料

3、指数が同一の場合、「経済的困窮度の高い世帯」の優先度が低い

4、育休明け入所予約がある

上記を順番に少し説明します。

1、既に認可外保育園に預けていることによる調整指数がない(H29.5より撤廃)

認可保育園の選考に際して、多くの自治体では保育の必要性を定量化(点数化)するための指標を設けていて、その指標をもとに入園の決定を行います。つまり、必要性が高い(点数が高い)家庭は優先的に認可保育園に入れますが、点数が低いと待機児童になってしまいます。

そのため、認可保育園に入れる可能性を少しでも高くするために、多くの家庭がわざわざ育休を早く切り上げて認可外保育園に入れて点数(調整指数)を稼いでいるんです。

たとえば、1歳児クラスで4月に認可保育園に入園したいとします。その半年前~1年前に育休を切り上げて認可外保育園に入園させ、調整指数をもらった上で次の4月の認可保育園選考に備えるのです。

いまやどこも夫婦フルタイム勤務の共働き世帯で基本指数は横並びとなっているので、いかに調整指数をもらってひとつ上に抜け出すかがポイントになっているわけですね。

でもこれって本末転倒ですよね。

保育園に入るために保育園に入る、その分保育園に入りたい人が入れなくなるという構造・・・

港区はこの調整指数を平成29年5月より撤廃することを明確に定めていましたので、その点が私たち夫婦にとっては高評価でした。

2、第2子以降の保育料が無料

うちの区は、第2子以降の保育料が『半額』、だったので、『無料』というのは魅力的でした。

3、指数が同一の場合、「経済的困窮度の高い世帯」の優先度が低い

基本指数と調整指数の合計が同一の場合に、各自治体で優先順位を定めておりその優先度が高い世帯から順に保育園に入園しやすくなっています。

うちの区では世帯所得の階層低位順の優先度が高いです。
所得割課税額低位順、つまりわかりやすくいうと世帯年収の低い順に優先して保育園案内しますよーということです。

区役所に問い合わせて待機順位を教えてもらうと、だいたいおおよその自分たちの位置がわかります。
うちは決して世帯年収が高いわけではないです。ただ、順位が真ん中くらいだったのでたぶん平均ラインに位置しているんだろうなーと。

これについては賛否両論あると思います。所得低い家庭は保育料負担が相対的に重く、保育の必要性も高いんだから優先して保育園に入れるべき、という意見もあると思いますし、税金を多く払っている高所得者は払うだけ払ってその恩恵はないのかという意見もあると思います。

一旦自分たち平均ラインに位置している世帯からすると、自分たちのことしか考えていなくて本当に申し訳ないと思うのですが、この条件はないほうがありがたいです。

4、育休明け入所予約がある

選考であれば、認可保育園に入れるか否かは運次第ですが、育休明けの入所予約があれば保活から解放され、復職時期やキャリアプランも描きやすくなります。

一方で、育休明け入所予約を行っている自治体はまだまだ少数です。港区にはこの制度があり、上記の点も含め総合的に見て一番良さそうに見えました。

現に私の会社の部署には港区民の上司が2人いて、2人とも過去に港区の認可保育園にこどもを預けて働いていました。

上司に「保育園落ちました。。今年の復帰は難しそうです・・」とメールしたときにも、

「港区オススメだよ~。いま賃貸なら、引越し考えてもいいんじゃない?」と返ってきました。

初めはいやいや保育園のために引越しなんて・・と思いましたが、いざ入れない事態になると、育休中に預けるところが見つからなくて職を失うことに大きな不安を感じました。

元々今住んでいるところに強いこだわりはなかったので、保育園落選をきっかけに引越しを前向きに考えるようになったのです。

そんな矢先でした。

認証保育園の合格通知がきた

2月中旬ごろ、この4月に新規開設する認証保育園から電話がかかってきました。

初めの合格枠には入れなかったのですが、この時期になると認可保育園やほかの認可外保育園への入園が決まり、辞退者が出てきます。

辞退者が出ればもちろん、繰り上げでほかの希望者に順番が回ってきます。

2月も後半に差し掛かるころにもう1件、認証保育園から通知があり、結果的に2件の認証保育園から合格のご連絡をいただいたのです。

引っ越しを本気で考えて物件を物色していたころだったので、え!まさか!でしたね。

認可保育園の合格通知がきた

合格の連絡をいただいた2件の認証保育園のうち、見学に行った際に印象がよかったほうに本申込みのご連絡をしたところでした。

入学金振込期日の数日前、区から電話がかかってきました。

「この4月に開園する○○園で、空きがでました。いかがですか?」

「!?!?」。

もう2月の末でした。

私たちが認可の二次募集で追加で記載した新規開設園です。本当に4月開園にギリギリ間に合った園で、まだ見学もできていない状況。
立地、保育料など諸々の条件を比較し夫婦で話し合った結果、こちらの認可保育園に入園をお願いすることになりました。

ちなみに区から電話いただいて、回答期限は次の日でした。
ゆっくり考える暇はありませんでした。(そりゃ私が断ればまた次の方への案内になりますからね)

合格通知から、入園までの1か月間

2月末に認可保育園への入園が決定してから、4月1日の入園式までの約1か月間、本当にあっという間でした。

園の説明会参加や、施設長との個人面談、保育園で必要なものの購入・準備、そして何より私の心の準備、、、

保育園に入れなかったらどうしよう、という不安と同時に、今回受からなかったからもうあと1年は娘と一緒にいられる♪という嬉しい気持ちがありました。

なので1か月後の娘の入園と、職場復帰することに覚悟を決めなくてはならず。。。
保育園入園が決まった日の夜、娘を抱きしめながら声をあげて泣いてしまったんです。実は。さみしくてさみしくて。

親の都合で保育園に入れたのに直前に嫌になるなんて自分勝手ですけどね。
保育園に切実に入園したいのにできない方たちにとっては、とても失礼な話ですが・・

保活を振り返って

9か月間に及んだ保活でしたが、思ったより早く幕を閉じました。

人によっては数年続く、本当に根気のいる活動です。

正直、この激戦区で認可保育園に入れるとは思っていませんでした。

私たちは、たまたま認可保育園に入れたのであって、幸運でした。
ですが、0歳児入園で申込み、保育の利用基準指数を稼ぎ(つまりはフルタイムで復帰)、区役所にも何度も足を運び、やれることはやったかなと思っています。

もちろん、ここまでをしても入園できない方は、残念ながらたくさんいらっしゃると思います。

保活をしていると疲弊してしまうこともあるかもしれないですが、最初の落選通知がきても、まずは最後まで諦めない気持ちも大切です。

保活をしているみなさんを、陰ながら応援しています。

そして、保育を必要としている方皆が保育を利用できる社会の実現に向けて、早急に、日本全体で取り組まなくてはいけないと強く感じています。

※保活を終えての自分の気持ちについては、以下に書きました。

よろしければご覧ください。

▶︎保育園が決まったけど寂しい、預けたくない、そんなママへ

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