子供が産まれると色々とやることは多いのですが、その中の一つに「かかりつけの小児科を探す」があります。
生後2ヶ月から予防接種が始まりますし、乳幼児期は何かと病院にお世話になることがあるので、できれば早い段階でかかりつけ医を決めておくと安心です。
私は今2歳と0歳の子供がいますが、かかりつけ医を見つけるまでに全部で5ヶ所の近所の小児科を回りました。
僭越ながら、それぞれどこがよかったのか、どこがよくないと感じたのか、小児科の選び方をまとめたのでご参考までに読んでいただけると嬉しいです。
目次
かかりつけ医を早く見つけた方がいい理由
かかりつけ医を早く見つけたほうがいい理由としては、カルテで過去の病歴等を把握しているので、こどもの体質を考慮しながら診察をしてくれることにあります。
普段から診てもらっていれば、こどもの小さな変化や症状に気づき、隠れている病気や感染症を発見できる可能性も高まるかもしれません。
そのため、病院は点々とせず、なるべく早めに安心できるかかりつけ医を見つけて診続けてもらうことが大切だと思います。(セカンドオピニオンや、かかりつけ医が休診日のときのために、かかりつけ医以外の病院もチェックしておくといいかもしれません)
また、小児科以外でも耳鼻科や皮膚科はこどもがかかることが多いので、小児科以外の診療科もかかりつけを決めておくと安心ですね。
生後2ヶ月から予防接種が始まるので、そのタイミングからかかりつけ医をどこにするか意識しながら受診していくのがいいかと思います。
それより前に小児科にかかることもありますけどね。私は2歳と0歳の子供がいますが、2人ともそれぞれ生後1ヶ月、生後10日でRSウイルスに感染したので予防接種を待たずして医者にかかりました・・。あのときは大変でした・・。
信頼できる先生かどうか
やはり先生のことを信頼できるかが、かかりつけ医を決める時の一番のポイントだと感じます。
『信頼できる』は、以下に置き換えて考えてみるとよさそうです。
・親身になってくれるか
・流れ作業にならずに子供の症状をしっかり診てくれているか
・親の声にしっかり耳を傾けてくれているか
・ただ薬を処方して終わりではなく、治療方法や薬の効果などの説明をしてくれているか
小児科に数カ所かかってみると、先生のタイプや対応はいろいろです。
「この先生の言っていることは信用できるな」、「今後もこの先生に診てもらいたいな」などそのときに感じたこと、先生との相性やフィーリングも一つの参考にしていいと思います。
私は上の子で初めてかかった小児科が、先生も助手の方もとても感じが良く信頼できたので、そのままその病院で引っ越し前までお世話になっていました。
引っ越し先では、このお世話になった小児科を基準に、いくつか病院を回ってかかりつけ医を探しました。
先生は情報をアップデートしている?
失礼なのは重々承知しています。
承知の上で言いますが、中には古い考え・情報のまま診察を行っている先生もいると感じました。
素人には何が最新の医療情報なのかはわかりませんし、ネットで得た情報を100%信用することはできないので、何をもって「古い」と判断するのかは難しいところはあります。
私は引っ越し後にいくつも小児科を回っていたので、先生によって言うことが全然違うなと思ったのがそう感じたきっかけでした。
私が個人的に少し心配になった病院は、かなり年の召された先生で、仰ることが他の病院と異なり、病院の内観も全体的に暗く、こどもの多い地域なのにいつも空いているといった点もあったのでかかりつけ医にするのをやめました。インフルエンザの予防接種など、ワクチン不足で他の病院で接種できないようなときだけお世話になったりします。
病院の方針を自分と照らしあわせよう
方針といったってそんなに大差ないでしょ、と思うかもしれません。
私もそんなことを気にしたことがなかったのですが、意外と病院によって違いがあることがわかりました。
・予防接種の打つ部位
上腕に打つか太ももに打つか
・予防接種の接種方法
一度に1種類までの単独接種か、2種類以上を一度にすます同時接種か。(同時接種でも2種類までとしているのか、4種類までOKなのかなど)
・鼻水吸引器のノズルのタイプ
シリコンタイプで鼻先で吸うのか、細い管で鼻の奥まで入れて吸うのか。
・保湿剤の処方
ステロイドの有無やそもそも保湿剤は処方しないという方針のところも。
・乳幼児健診のときの成長度チェック
健診時に実際にこどもにやってみてチェックするのか、親への問診だけですましているのか。
上記は少なくとも私が体験してわかったことで、これ以外にももちろんあると思います。
一回行っただけではなかなか情報を掴みきれないと思いますが、通っていて”この方針は自分やうちの子には合わないな”と感じたら病院を代えてみてもいいかもしれません。
ネット予約がいい理由
ここでいう”ネット予約”とは、事前にインターネットで診察の予約ができ、順番をインターネット上でリアルタイムで確認できることを指しています。
最近は時代の流れでネット予約できる小児科も増えてきていますよね。
ネット予約ができる病院の最大のメリットは、待合室で待つ時間を減らせることだと感じています。
いろんな病気の可能性を持ったこどもが集まっているので、その空間にいる時間はなるべく少なくしたいですよね。(まぁ周りから見たら我が子もその1人にはなるのですが。。)
ネット上で診察の予約をして順番を確認し、呼ばれる直前になったら病院に行き待合室で待つ。こども・親ともにかかるストレスを最大限に低くしてくれるこのシステムは、あるならやっぱり積極的に選んでいきたいです。
自宅からの距離は10分圏内が理想
小児科を調べるときは、まずは自宅からのアクセスが容易なところを探すと思います。
理想は徒歩or車で10分圏内くらいでしょうか。住む場所によって状況は異なりますが、自宅から近ければ近いほどこどもへの負担が少なくてよいです。親もラクです。
私は現在のかかりつけ医は隣駅にあるので、電車を使って行きます。自宅から病院までは時間にして15分くらいなので、許容範囲かなと感じています。
車で行く場合は、駐車スペースの有無もチェックしておきたいです。
小児科の選び方まとめ
ここまで、私がいくつか小児科を回って感じたことやわかったことを書いてきました。
あくまで主観ですが、かかりつけの小児科を選ぶ際のポイントをまとめてみます。
・先生が親身になってくれるか
・先生は情報をアップデートしているか
・病院の方針は自分の考えと合うか
・ネット予約システムの有無
・自宅からのアクセスのよさ
子を持つママパパに安心できる小児科が見つかることを祈っています♪