娘がRSウイルスに生後1か月でかかって入院したときの話

娘がこの病気にかかるまで、「RSウイルス感染症」なんて聞いたことがありませんでした。

2歳までにほぼ全員がかかるといわれている呼吸器系の感染症。

月齢が低いときにかかると肺炎や無呼吸につながり重篤化しやすく、インフルエンザよりも危険といわれることもあるそうです。

うちの娘は、生後1か月でかかってしまいました・・・

もう、ほんとに、大変でした。。。

乳児がこの病気にかかると本当に大変なこと、そして何より、かかったこどもがとても辛い思いをすることを知ってもらいたかったので、ここでお話しすることにします。

■RSウイルスは風邪のような症状から始まる

最初は風邪みたいな症状で、数日間鼻づまりと、痰が絡むような咳をしていました。

かかりつけの小児科に行ったら、「鼻風邪ですね」と言われ、鼻水を吸引してもらい帰宅。

その日の夜、哺乳がいつもの半分の量しかできなかったのと、やはり咳が辛そうだったので不安になり、次の日も同じ小児科へ。

そこでRSウイルスの検査を行い、陽性反応が出ました。

紹介状を書いてもらい、すぐさま総合病院にタクシーで向かいました。

■病院を1日で3軒はしごすることに

病院では血液検査やら点滴やらなにやらで小さな身体に注射を何回も打たれ、

処置室から聞こえる我が子の泣き声に涙が出てきました。

入院することになり、何かと手続きでバタバタしていると、担当の先生がやってきました。

「うちの病院では、ここまで月齢が低いお子様の処置ができる設備が整っていないので、転院をおすすめします。」とのこと。

言われるがままに、「あ、、はい。わかりました。」とだけ返し、広げた荷物をまたまとめ始めた私。

救急車が到着し、私の腕の中でちいさくなっている我が子を大人数人が取り囲み、病室から車まで向かいました。

もうすでに18時。

国立成育医療研究センターに到着。

私はまたもやここに来るまでこの病院を知りませんでしたが、こどもがかかる病院ではとても有名な病院でした。

付き添いの先生や救急士さんたちには終始緊迫した空気が流れており、到着するとすぐに緊急処置室に運ばれ、私は外の待合室で待ちました。

先生: 『お母さん、お母さんが思っているより、お子さんはいま呼吸が苦しい状況です。このままICUに運び処置を進めるので、一通り終わったらまたお話させていただきます。』

私: (激しく動揺し、)『え。。でも、顔色はよくないけど今はすやすや寝ていて、そんな状態には見えないです!』

先生: 『それがこの病気の怖いところなんです。いつ、呼吸が止まることがあるかわかりません。』

ここで初めて、最悪、命の危険があるかもしれない、という事実を受け止めました。

■ICU(集中治療室)への入院から退院まで

しばらくしてICUから担当の先生が出てきて、説明を受けました。

肺炎はいまのところ発症しておらず、呼吸器を処置後、呼吸は安定してきているとのこと。

ここから経過をみていき、最低でも1週間は入院だろうとのことでした。

面会にいくと、いろんな管につながれた小さな小さな我が子が、大きな大きなベッドに寝ていました。

涙が出てきました。つらかったね。痛かったね。よく、がんばったね。。

しばらく入院を覚悟していましたが、日に日に容体はよくなり、入院2日後にはミルクをほしがって「わーーー!」とICU中響き渡る声で泣いたみたいです(笑)

そして、無事5日後に退院できました。

元気になって、本当によかった。

ママ、ウイルスからあなたのこと守れなくてごめんね、つらい思いさせてごめんね。

無事に元気になったのも、かかりつけの小児科の先生、総合病院の先生、成育医療センターの先生方、皆がスピーディに適切な処置・アドバイスをしてくださったおかげです。

ちゃんと、ママの誕生日の前日には退院して帰ってきてくれた我が子。

えらかったね。ありがとう。

こどもをもつと、流行している病名、病院名、詳しくなりますね。

今ではこれまで以上に、神経質なくらい感染予防をしています。

「赤ちゃんは、母親からの免疫があるから病気にかからない」なんてよく耳にしますが、かからないということはありません。

親なら本当に、気を付けてあげたいものです。

こどもに気になる症状があれば、まずはかかりつけの小児科に行ってみてください。

何事もなければ、それでいいのですから。

素人目にはわからないことだらけです。

守ってあげられるのは、ご両親だけですからね。

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